エンターテイメント
恐るべし
昨日、家族に連れられて映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 」を観ました。
おこがましくも家族サービス(お付き合い)の一環と高をくくっていたので、直前まで題名も知らずでした
劇場に向かう道すがら、息子から同名前作のあらすじを5分だけ聞きましたが、なかなかどうして簡にして要を得る説明で、大体前知識をつかむことができました。
(MCU~マーベル・シネマティック・ユニバース~と言うシリーズがあることも、恥ずかしながら初めて知りました)
映画好きの人は、ストーリーの説明が総じて上手だなぁといつも思います
ポスターの絵柄等から、単なるアメリカンヒーローものかと勝手に考えましたが、あにはからんや
これには深淵な哲学を感じました。
いわゆる時空(次元)を超えるという筋書きは、古来より多くの物語を産んで来たはずですが、その世界観を最新の映像技術(3D ・ドルビーシネマ)で堪能楽しめました。
「全宇宙の中で、君を愛している」
「他の(宇宙での)人生も考えたこともあるが、この人生に感謝している」
という一見ありふれた台詞も、この映像作品を見続けて耳にすると新鮮なものがあります。
2時間のエンターテイメントとして、目くるめく息もつかせね展開が続き、ポップコーンに手が伸びるヒマは私にはありませんでした
(笑)
家に帰ってから、サブスクサービスで同名前作『ドクター・ストレンジ』を早速、家族揃って観てしまいました
これは更に直球、東洋哲学が色濃く反映されておりますね〜
監督も違い、テイストが《Ⅱ》とはだいぶ異なります。
頭でっかちな東洋思想大好きな父は、止せばいいのに途中、登場人物の台詞に一言二言解説入れたのですが、はじめウルサがっていた家人も珍しく神妙に聞いてくれました
公開初日だったことも後から知りました。。
少なくとも、アメリカ映画の(経済的・技術的なことも含めて)スケールの壮大さと、制作のバックボーンに横たわる哲学・思想の構図を、目の当たりにさせていただいた休日でした~
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