京都、南禅寺界隈の別荘の一つである【何有荘】(かいうそう)
『何か有る様で何も無い。何も無い様で何か有る」
という禅の言葉から命名された、近代を代表する庭師七代小川治兵衛(通称植治)による作庭!
庭内にある3つのダイナミックな滝は、琵琶湖疏水から直接引き入れられており、
紅葉期には、紅葉の「赤」、滝の「白」、
そして芝生や苔の「緑」の見事な調和に包まれる!
庭内は山沿いに道が完備されており、
山上の草堂まで登ると京都が一望できるほどであるらしい。
そんな最高峰の日本庭園を所有するのは、
オラクル設立者で元CEO、ラリー・エリソン氏である!!
ソフトウエア最大手の事業家であり世界有数の大富豪である彼は、
アメリカでの自邸も和様を取り入れるくらい親日・日本びいきなのだが、
そこまで彼を引き付ける、日本の魅力とは何なのか?
そして彼が、日本文化の粋を結集した何有荘を購入までしたのは何故なのか?
我々日本人こそ、その価値の真髄を知っていなければならないのではないでしょうか?
今こそ、世界中から注目されている、東洋の中の日本の魅力を學びたいものです。
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