『 神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり 』
この言葉には、玉川学園創立者 小原國芳氏の以下のような強い願いが込められているようです。
「科学技術の進歩は、明と暗の両面を持つ。平和利用されれば人間社会を豊かにし、戦争に利用されれば多くの人間の命を奪う。
この言葉には、“人間至上主義的・科学万能主義的な考え方や教育が、人の姿をした悪魔をつくっているのではないか。
科学技術を学ぶ者も、人間を超越した存在を知り、神を畏怖する心を持った人でなくてはいけない”」
どうやらこれは、イギリスの初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーの言葉
Educate youth without religion,
and make them but clever devils.
を小原氏が咀嚼したもののようです。
「religion(宗教)」を「神」と意訳している小原氏の方が誤解がないようにも思います。
(追記)もしくは「哲學」でもよろしいかも!
また、「devils」を「鬼」と訳する方もいるようで、今年流行っている『鬼滅の刃』も連想されて面白いです。
全世界的に非常事態の様相の2020年!
科学的知識や専門的な知見・テクニックも必要でしょうけど、小原先生の唱えられた【全人教育】の観点が、見直されてもいいような氣がしますね〜❣️
〜神ある教育は愛ある智慧に人を導く〜
とも。。。
※ちょっと仏教のことを調べていたら、クリスチャンである小原先生のお言葉にたどり着いたのも、縁起なのかなぁと。。。😃
佳き日曜日をお過ごしくださいませ🥰
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