『ソ連崩壊』を予言したことで有名な希代の社会学者「小室直樹」氏が、
弟子であり宗教社会学の第一人者「橋爪大三郎」氏との対談で、
日本人への注文として、
「もっとキリスト教を勉強した方がいい」
と発言しているのをYouTubeで視て、
意外ではあったけれど、大変興味深く思えた。
私の幼稚園がキリスト教系でだったので、
初めての宗教的体験は教会での日曜学校だった。
だから、東洋思想が好きな私ではあるけれど、
教会は神社や寺院と同じくらい惹かれる。
今回はある神父のご紹介。
「ビリヨン神父」は、
日本がまだキリスト教禁教令が残っていた明治元年に来日したフランス人宣教師で、
近代日本キリスト教史の偉人。
数多くの日本人に影響を与えた。
日本資本主義の父「渋沢栄一」翁、
日産の祖「鮎川義介」翁は、
それぞれフランス語(渋沢)や、キリスト教精神そのもの(鮎川)を通して、
神父の薫陶を若き日に受けた。
日本の産業、経済、政治、社会に大きく足跡を残した世代の違う巨人の共通の師!
その共に東洋の心に立脚した二人の泰斗に、
少なからず影響を与えたビリヨン神父自身、
京都で仏教思想を学んで日本人のことを知ろうと努めた。
洋の東西を超えた、清貧、高潔な信仰の人である。
> Wikipedia>>> エメ・ヴィリヨン
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世界全体が幸せでありますように。
Amen🙏
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