年末になると無性に聴きたくなる至極の曲目❗️
三波春夫 「長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃」
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https://youtu.be/SyXg8qwoG7w?si=upbMr2fnshmYffU5
今年、彼岸に還った従兄弟の十八番だっただけに、余計身に沁みます。。。
歌謡、浪曲、啖呵、セリフ、振り付け、と深淵な素養がベースにあってなせる至芸です!
まさに国宝級❗️
「三波 春夫 で ごさいますっ」
「いよっ、日本一❗️待ってましたぁ!」
↓ (以前アップした駄文を懲りもせず、再掲)
あら筋・・・・・
時は元禄、天下無双の槍の名手、俵星 玄蕃(たわらぼし げんば)は、かねてより赤穂浪士を心中密かに支持していた。
そのうちの一人であろうと目込んでいた、蕎麦屋に身をやつしていた杉野十平次に同情を寄せていたが、あえてその名を訊くことなく、自身の槍の極意と心意気をはなむけとして伝授する。
そして江戸市中に雪の降る晩、山鹿流陣太鼓が鳴り響くの聞きつけた玄蕃は、いよいよ赤穂浪士の討ち入りの時と判じ、自慢の槍と身支度の上、吉良邸に馳せ参じる。
そこで玄蕃は、総大将 大石内蔵助に助太刀を申し出るが、丁重に断わられる。
そこに一人の浪士が、雪の上を音をたてて近づいてきた。。。。
〔さく、さく、さく、さく、さく、さくー
『先生!』
『おうッ、そば屋か!』〕
※ここがクライマックス!!
杉野の襟に書かれた名前によって、真の名を初めて知った玄蕃は、健闘を祈ったのち、ならばせめてと、討ち入りを邪魔だてする者を阻む為、両国橋に槍を持って仁王立ちする。
槍に涙を光らせて。。。。。
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