自分自身のことや世間のことに、
心を曇らさずに向かい合うことが苦手で無節操な私でさえ、
今般の「感染拡大」事態になると流石に観えてくるものがあったりします。
本当に大切なもの、
当たり前に生きてきたけど
沢山の縁起によってただ生かされていたことへの感謝、
人を愛すること、
家族や仲間や地球に対する思いやり、
朝、普通に目が覚めること、
仕事ができること、
勉強ができること、
人と会えることの有り難さ。。。
しっかりと根を下ろし考え、行動している方を見習いたいという念い!
それでもなお、季節は移ろいそして巡る、
自然の摂理、法則。
今頃オリンピックでお祭り騒ぎだったはずでしたが、
それ以上の意味あるシュチエーションを体験しているのかもしれないと、
痩せ我慢考えるこの頃です☺️
『 歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知るなり 』(論語 子罕第九)
としさむくして、しかるのちにしょうはくのしぼむにおくるるをしるなり
①「春夏の季節には、
樹木はすべて葉を茂らせているので、区別することはできないが、
寒くなり落葉樹の葉が落ちると、
そこの中にまじる常緑樹である松柏の存在が、
はじめてわかる。
(それと同じように人間も、
危険困難な情況になって、はじめて、
その本性がはっきりする ものである)」の意。
②「時節が寒くなると初めて松や柏が、
他の草木は枯れしぼむのに、
後までしぼまないで残っていることがわかる。
このように、
大事に遭遇して初めて君子の節操があることがわかるものだ」の意。
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