島根県松江市の八重垣神社を参拝させていただきました!
御祭神は、素盞嗚尊・稲田姫命・大己貴命(大国主命)・青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)
日本最初に作られたと言われる素戔嗚命の歌で有名。
八雲(やくも)立つ
出雲(いずも)八重垣(やえがき)妻籠(つまご)みに
八重垣作る その八重垣を
幾重にも雲が立ち上る出雲の地に、雲が八重をなしていく。
幾重にも垣根を張り巡らし、妻をこもらせる場所として八重(大垣、中垣、万垣、西垣、万定垣、北垣、袖垣、秘弥垣)に垣根を作った。
ああその八重に巡らせた垣根よ。
(妻が大変大事である。だから幾重にも生け垣が囲んで、ぜったい人目になんか触れさせないぞ。
俺の妻を、とことん大事にするんだ、愛するんだ。)
この境内には不思議な椿が三本あります。
2本の椿の枝が芽吹き、いずれも地上で一体になったもの。
合着し、または支え合い立っています。
まさに夫婦の愛を見るようです💕
引きつけ合う力が「愛」ならば、一人では成り立たないのに、
目の前のこの大事な人を、八重に守っているだろうか?俺は
スサノオのように😈
⬇️ 二本の幹が一本になった椿と、松と杉が共生した樹❣️
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江戸時代に「出雲町」と呼ばれた現在の銀座7丁目で創業した【東京資生堂】
東京資生堂は、この八重垣神社の椿を神聖視するようになり、美容の御神徳もあり発展していくことになります。
ロゴは椿ですね😁
しかし、関東大震災で店舗が消失、昭和恐慌もあり不況が長引く中、資生堂は起死回生のプロモーションを実施します。
商売繁盛の願いを込めた、出雲大社のお札を客に配布し始めました。
ご利益があると話題になり、新商品がヒット。
どうにか苦難を乗り越えます。
その後、資生堂の幹部は毎年出雲大社へ参拝をしており、全国約1万の販売店には毎年お札を配っているといわれています🙏
ちなみに、社名「資生堂」の由来は、徳山暉純先生の學びから教えていただきました。
中国の古典『易経』の一節、
『至哉坤元 萬物資生』
(至れる哉(かな)坤元(こんげん)、万物資(と)りて生ず)
「大地の徳は、なんと素晴らしいものであろうか。全てのものはここから生まれる」
八重垣神社は、とにもかくにも「愛」「縁結び」の神社のようです😘
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