〈ダライ・ラマ14世講演会より備忘録〉
多角的なより深いレベルで分析することによって創造性を高め、人間に本来的に授けられている良き資質である『愛と慈悲』の心を土台として生きることです。
現実のありようを正しく包括的に理解する(悟る)ためには、ニュートラルな穏やかな心を維持することが肝要です。
怒りや憎しみを常にはらんでいる不安や猜疑心からは、正しい分析や理解はできません。
自分の心が優しさと思いやりに満ちている時、自然に私たちの心は開かれて、物事を全体的、包括的に捉えることができるようになるのです。
この愛と慈悲の心を高めるという実践は、宗教に信心のある人たちだけがするべきものではありません。
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