トップは【ラストマン】たれ!
もう以前のことになります。。
弊社では珍しいことなのですが、お取引先が破産されて、債権者一同への説明会に霞ヶ関まで出向いた時のことです。
責任当事者から経緯等の一通りの説明の後、質疑に移りました。
メインバンクだったらしい銀行マンの方が挙手して発言しました。
「せっかく一緒に再建の道を探りながら必死に努力していた矢先だったのに、ハシゴを外すように勝手に幕を引いてしまわれた。
残された我々は非常に当惑しました。
私は、長たる責任者はラストマンであるべきだと思うんですね。
皆んなを先に避難させて、全員の安全を確認してから最後に下船するのが、船長なんじゃないんでしょうか。。。!?」
冷たく重い事務的な雰囲気が続く中にあって、そのBankerが放った 哲学的とも言える言葉はとても印象的でした。
後で「ラストマン」を検索してみたら、この書籍が出てきたのですぐに買い求めました。
全く比較にならない事業規模ですが、日頃敬愛している『日立』(日産)スピリットも読み得る書で、不思議なご縁を感じたものです😇
この件にしても本の内容にしても、私自身苦しい経営の最中でしたので、思いがけず自らを省みる機会となりました。
今回本棚を整理していたら出てきたので、また何かの暗示かもしれないと、そんな想いよぎる年度末です。。☺️😆😊💕👍
#日立製作所 #この氣なんの氣
#自分の後ろには誰もいないと思ってみる
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